アイコンタクトと信頼関係

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犬のしつけを始める前に、どんな犬を目指してしつけをしていくのか、もう一度イメージしてみましょう。

目指すのは、“積極的に飼い主に従う犬”です。その中で私は「アイコンタクト」が出来ているかいないかで飼い主に服従している度合いを量ることがあります。

訓練士によっては、アイコンタクトをトレーニングによって強制的にやらせる場合もありますが、私は、その考えとは少し違います。犬が自発的にアイコンタクトを行っているときこそ本当の信頼関係が生まれているからです。強制的にやらせるものではありません。

ところで、アイコンタクト、つまり「視線を合わせる」にも二種類あることをご存知ですか?1つは、今までお話してきたアイコンタクト。飼い主に従おうとするために起こるもの。2つ目は、対決する時です。敵対心を持っている時、視線を合わせます。

その違いはなにかというと、やはり主従関係ができているかいないかなんですね。しっかりとした主従関係の上に成り立つ視線は、絆の深さを物語ります。アイコンタクトは、飼い主への主従関係による信頼関係から自然に生まれてくる仕草なのです。

自然にアイコンタクトが成り立つような積極的に飼い主に従う犬を目指しましょう。

愛犬との主従関係をしっかり築きあげたい飼い主さんはこちらをご覧ください

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